性格:照れ屋 かけっこが好き
・生い立ち
「お父さまとお母さまのことは、あまり覚えてません…。わたしが幼い頃に亡くなったようです…。おばあさまに色んなこと教わりました」
彼女は魔女の末裔。だが、現在その肩書きは意味がない。
家族構成は祖母のみだった。祖母は人嫌いの毛があったので、ウテと少数の友人以外の関わりを絶っていた。特に男が嫌いだったらしい。
その為、ウテは女性との関わりがあったものの男性との関わりがない状態で育つ。
祖母が他界し、路頭に迷っていたところを祖母と関わりがあったミラベルに拾われ教会に連れてこられる。
・教会に来てから
「イェルカさま、ミラベルさま…教会の皆さまには、本当に良くしていただきました」
そこで、初めて男性との関わりを持つ。初めての男性がイェルカ。歳も祖母の友人達より10歳ぐらい若いぐらいの牧師であり、穏やかな人柄なので、あまり怖がることなく関わりを持つことが出来た。
イェルカもミラベルから、彼女の家庭環境を聞いて接し方を工夫したところもある。
・ドナートとの関わり
「え…。髪は…その奉仕の際に邪魔だと思って…ドナートさんの真似では、真似ではありませんよ!」
その後、関わりを持ったのがドナート。銀髪紫の瞳に「なんて綺麗な色なんだろう」と心惹かれた。その時から、ドナートに興味を持ち積極的に関わるように頑張るようになった。
彼の容姿はもちろん、人柄にも惹かれ好意を持つようになる。
ふと一人になった彼を見かけた時に見せる悲しげな顔を見て「力になりたいなぁ…」と思っている。
その頃には彼女も色んな感情を知っており、その表情を見ると、どことなく「誰かのことを想って苦しんでる表情」だと感じ取り、失恋に似た感情を抱く。ただ、自分の想いを伝えてないので未練がある。
教会に来た当初、髪を腰辺りまで伸ばしてたが、肩甲骨ぐらいの長さまで切った。好きな人の真似したいと思ったらしい。
ミラベルは長さを指定された時息子と一緒の長さだと気づいた。(男性陣や子どもたちは気づいてない)
・服装や性格
「牧師さま達の負担を少しでも減らせて、子どもたちが喜ぶなら…って思って自分が出来ることを活かしてみました」
服は自作。腰に巻いてる布は、小さい子がお昼寝した時にかけたり、寒がってる子に巻いてあげるためにつけてる。露出はあまり好きじゃない(祖母から露出した服は、はしたないと言われたようだ)
特技は裁縫、髪のアレンジ。祖母から「人形、ぬいぐるみは魂が宿るから丁寧に作りなさい」「模様には意味がある、その意味を考えながら美しく縫い付けなさい」「髪は女の命。たくさんの力を秘めている。長く伸ばし邪魔にならないように纏めなさい」と教えられたから。
教会に来て、裁縫をしていたところを牧師たちに見られすごく褒められる。嬉しいと思ったので、ますます腕に磨きをかける。今では孤児のために、ぬいぐるみや服を作るほどの腕前になる。
寄付された服や生地を使って洋服、ぬいぐるみを作っている。
祖母と二人暮らしが長く、一緒に料理をすることがあったので上手い。
158cmと高くない身長で、教会の牧師たちや他の男性陣が背が高いため、話す際は上目遣いをする癖がつく。人見知りで歳が近い異性と話すと赤面してしまう。
上記の癖と性格から、男女で賛否が分かれそうな性格をしているが関わると普通に良い子。
教会に来る若い信仰者の女の子たちとは仲が良い。
苦手なものは歳の近い男性。怒鳴られるなど大きな男性の声も苦手。
このままじゃ、駄目だと若い男性に慣れようと努力はしている。
・戦闘力
「ほとんど使いませんが、使えないよりかは良いかなと…」
魔女の末裔ともあり、魔法の才がある。一族に伝わるグリモアと木の枝(孤児院にある樹齢150年の菩提樹の枝を清めたもの)を使う。初級魔法なら上記の物が無くても使える。
個性も種族的にも足は速い。
PR